鍵盤楽器奏者坂巻貴彦
さかまき たかひこ
横浜市港南区出⾝、現在ドイツ在住。
5 歳より叔⺟からピアノの⼿ほどきを受ける。
桐朋学園⼤学⾳楽学部附属「⼦供のための⾳楽教室」横浜・鎌倉教室、桐朋⼥⼦⾼等学校⾳楽科(男⼥共学)桐朋学園⼤学⾳楽学部を経て、同研究⽣修了。その後渡独。
ケルン⾳楽舞踏⼤学 ピアノ・ソリスト修⼠課程、古楽器科フォルテピアノ専攻修⼠課程を満場⼀致の最⾼得点で修了。
現在、NRW州立ハインスベルク音楽学校にてピアノ講師、およびケルン⾳楽舞踏⼤学古楽器科コレペティ講師として後進の指導にあたる。
ドイツをはじめ、イタリア、オランダ、ベルギー等での⾳楽祭やコンサートシリーズに招致されるなど国内外で演奏活動を⾏う。
また、ドイツ国内で 数多くの⾨下⽣のピアノ指導にあたりながら、マスタークラス講師およびコンクール審査員として招致されるなど後進の育成にも携わっている。
師事歴
古楽器
ゲラルド・ハンビッツァー、ミヒャエル・ボルクシュテッデ、フローラ・ジュリア・ファブリ、アンドレアス・シュタイアーの各氏
ピアノ
アンドレアス・フローリッヒ、ビョルン・レーマン、高田匡隆、玉置善己、木村徹、守屋栄子の各氏
学歴
2019 – 2022
ケルン音楽舞踏大学古楽器科フォルテピアノ専攻 修士課程
2017 – 2020
ケルン音楽舞踏大学ピアノソロ専攻 修士課程
2014 – 2016
桐朋学園大学音楽学部研究生 演奏学科ピアノ専攻
2010 – 2014
桐朋学園大学音楽学部 学士課程 演奏学科ピアノ専攻
2007 – 2010
桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)ピアノ専攻
賞歴
2021
Karlrobert Kreiten Piano Competition 2021 第3位(ドイツ)
古楽器のための国際室内楽コンクール “Beethoven in his Time” にて第2位、
同時に最もベートーヴェンの解釈に優れたベートーヴェンハウス賞を併せて受賞 (ドイツ)2019
第12回 Medenus ピアノフェスティバル 2019 第1位(ドイツ)
2018
Ciudad de Leganés 国際ピアノコンクール第3位(スペイン)
2017
第3回Triomphe de l’Art国際音楽コンクール ピアノソロ(一般の部)第2位(ベルギー)
第36回 Delia Steinberg 国際ピアノコンクール 第3位(スペイン)
2017
Vietri sul Mare – Costa Amalfitana 国際ピアノコンクール カテゴリー E 第3位 (イタリア)
2015
第1回東京国際ピアノコンクール(TIAA) 一般の部 第1位
指導歴
2022 –
ケルン音楽舞踏大学古楽器科フォルテピアノ コレペティ講師 (ケルン/ドイツ)
2021 –
州立ハインスベルク音楽学校ピアノ講師 (ハインスベルク/ドイツ)
2020 – 2021
アーヘン・ブラント 音楽学校ピアノ講師 (アーヘン/ドイツ)
2019 – 2023
MuR 128 音楽学校ピアノ講師 (ケルン/ドイツ)
2014 – 2016
特定非営利活動法人きずなの会 つばさ保育園/つばさ子どもクラブ 音楽講師
2014 – 2016
桐朋学園大学音楽部門附属子どものための音楽教室
横浜・鎌倉教室 ソルフェージュ非常勤講師
審査
-
2021
第11回エリーゼ音楽祭 予選 国際ピアノコンクールベヒシュタイン福岡 第9回九州新聞社ピアノコンクール 予選 -
2020
日本ベートーヴェンコンクール2020 -
2019
第7回九州新聞社ピアノコンクール 予選
アンサンブル
トリオ・アルテルナ
(Trio Alterna)
アンナ・ドミトリエヴァ, バロック・バイオリン
アマリリス・ドゥエナス・カスタン, バロック・チェロ
坂巻貴彦, フォルテピアノ(鍵盤楽器)
トリオ・アルテルナは多彩なプログラムで卓越した表現力を見せた。彼らはラウンド毎に成長を遂げ、常にあらゆる驚異的なハイライトで聴衆を魅了しつづけた。特に、ベートーヴェンの「幽霊」トリオの第2楽章の解釈は、コンクール全体で最も素晴らしい音楽の一つであった。(古楽器のための国際室内楽コンクール “Beethoven in his Time” における批評)
ケルンを拠点とする古楽器奏者三人で結成されたこのトリオ・アルテルナは、ドイツ・ジークブルクにて行われた『古楽器のための国際室内楽コンクール “Beethoven in his Time” 』での受賞を機に本格的な演奏活動を開始した。彼らはそのコンクールにおいて第2位、そして最もベートーヴェンの解釈に優れた演奏に贈られるベートーヴェンハウス賞を併せて受賞 した。また、彼らは、現代作曲家や古楽の分野で幅広い経験を持ち、演奏におけるインスピレーションをさまざまな音楽家から受け取ってきました。彼らのレパートリーは初期の古典から現代音楽の新曲初演演奏まで幅広く、その解釈には様々な彼らの音楽経験の影響が反映されています。